変化ストーリー①

3回に分けて、私の変化ストーリーを書きます。
お読みいただけますと、とてもうれしいです😀


私の子どもの頃の話をします。

私には6歳上の兄と4歳上の姉がいます。

兄とのコミュニケーションの中で、私の考えの癖をつくるショックな体験をしました。

私が7歳の冬のことです。宿題の算数の問題がわからず、途方にくれていました。

兄は勉強が得意なので、母からは「わからないことはお兄ちゃんに聞きなさい」といつも言われ、また姉からも「お兄ちゃんは勉強教えるの上手だよ」と家族から定評でした。

その時も「お兄さん助けてー」と算数の宿題を教えてもらいました。

「この問題がわかるんだ!」期待を膨らませながら、兄の教えを受ける私。

しかし、、全くわからない。早口だし、兄は中学生だから、難しい言葉も使ってくるし。

「お兄ちゃん、わかんない」と自信無さげに伝えると、

『なんでわかんないんだよ💢💢💨』

と兄はイライラしだしてしまいました。

もう一度教えてはくれましたが、口調は早くなり、息遣いも荒くなり、イライラが嫌でも伝わってきます。

私はどんどん怖くなり、落ち着いて兄の教えを聞くことができなくなり、算数の問題には全く向き合えない状態。

何を言っているのかさっぱりわからない、、

「お兄ちゃん、もう一度教えてほしい😅」

と恐怖の感情から絞り出すようにか細い声で伝えたら、、

『なんでわかんねぇんだよ😠💢💢』

兄のイライラは更にヒートアップ🔥
怒鳴り散らすかのように、算数を教える兄。

もはや兄の言葉が全く入らない状態。

今思えば、兄は中学生で多感な時期。
弟に対して高圧的な態度になってしまうのも無理はありません。

兄に対する恐怖や、問題が理解できないふがいなさなどから、泣き出してしまいました。

このやり取りを後ろで見ていた母。

母は、兄と私がケンカするときはいつも私の味方をしてくれます。

しかし、この時はいつもと違って、

『お兄ちゃんは一生懸命おしえてくれているのにね、集中して聞かないあんたが悪いよ💢』

と母から言われてしまいました。


その時思ったことは、
「僕、出来が悪いダメな人間なんだ。」と。

それから私は、『自分はダメな人間なんだ』という自分の規定ができてしまいました。

この規定からオートで考えや感情がつくられてしまい、私の苦悩の人生が始まっていきました。

つづく・・