実家がなくなる

先日実家へ帰りました。

海外赴任中の兄家族が日本へ帰ってくるとのことで、合わせて帰省。

 

甥っ子姪っこと遊ぶ楽しい時間はさておき、

 

 

 

兄から実家の今後についてのシリアスな話を出され、

「実家を更地にして売ることになりそうだ」

 

理由は割愛しますが、実家が無くなるはかなり辛い。

それまでの思い出が走馬灯のように流れてきます。

 

実家は残したい。想いとは裏腹に現実的な問題をクリアにするには実家を売るのが最も合理的。

致し方ないことでした。

 

実家は無くなるのは淋しい。

 

でも執着を手放すチャンスでもあります。

 

人間の考え方のクセは6歳までに形成されると言われています。

つまり、この家で育まれた私の考えの走る道。

 

実家は無くなるのは辛いけど、もしかしたら古い自分を手放すチャンスかもしれない。

 

そう思えたら、悪いことはない気がしてきました。

人間の可能性は無限大そのもの。

もしかしたら、実家がなくなる出来事って、人間の出発の意志に立ち返らせてくれるきっかけだったかもしれませんね。